日本では5Gネットワーク対応の携帯用WIFIが登場しました。
5G時代が始まった現在、5Gスマートフォンの選択肢としては、すでに多くのメーカーブランドが5Gモバイルネットワーク対応製品を発表していますが、5Gスマートフォン全体としてはハードウェアの組み合わせのオプションが相対的に不足していることや、地域によって5Gネットワークの整備が異なることなどが挙げられます。さらにSAモデルとNSAモデルでは、一部の5Gスマートフォンの対応が異なることも、ユーザーの5Gスマートフォン選びへの意欲に影響を与えています。
しかし、5Gスマートフォンを選ばなくても5Gモバイルネットワークを手軽に体験できるのが、Japan WiFiスポットです。沖縄セルラーネットワーク株式会社は、モバイル機器メーカー・シャープ傘下のKDDIと提携し、5Gモバイルネットワークに対応した企業向けモバイルwi-fiルーター「Speed wi-fi 5G X01」を3月26日に発売したと海外メディアが報じています。
Speed wi-fi 5G X01は、「Sub6」と「ミリ波」の2つのメインストリームの5G周波数帯に対応しており、国や地域によって5Gモバイルネットワークの周波数帯が異なることによる互換性の問題を回避しています。さらに、強い指向性のミリ波帯の受信感度をさらに高めるため、モバイルWIFIには三方向の異なるアンテナを搭載し、4.1 Gbpsまでの受信、481 Mbpsまでの超高速通信に対応しています。
無線WIFIネットワークの構築に対応するほか、モバイルWIFIには2.5ギガビットlanとUSB3.0 type-cが搭載されています。無線lan規格は最新のwi-fi 6 (IEEE 802.11ax)に対応しています。最大16台のタブレットやノートパソコンを同時に接続でき、複数の端子を接続しても安定した通信が可能です。
モバイルWIFIは2.4インチのQVGA液晶ディスプレイを内蔵し、ユーザーが希望する設定情報や設定操作をサポートします。バッテリー容量は4000 mAhで、連続通信時間は5Gで約220分、4Gで約460分、WIFI非接続で240時間となります。モバイルWIFIの本体サイズは154 × 84 × 16mm、重さは約265 gで、持ち歩くのも使いやすいです。